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Jill Jones ジル・ジョーンズ

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    Radicomi
    Radio-Net Communication "ラジコミ"
    77.7MHz FMやまと 毎週火曜日 夜8時〜45分間生放送


    BINGOのギリギリSTRIKE!!!
    + Jill Jones ジル・ジョーンズ +


    先週のグレース・ジョーンズ(Grace Jones) の話の中で
    「世界のジョーンズさん集まれ」の話をちょっとしたので
    今日はジョーンズつながりで、プリンス・ファミリーの歌手、
    ジル・ジョーンズを紹介してみようかと・・・。

    実はそのニュースはもっと最近の出来事だと思っていたんだけれど、
    ちょっとした勘違いでそのニュースは2006年のことだったらしい。
    ま、その辺りは強引にね・・・。


    1962年生まれで誕生日は非公開。オハイオ州の小さな街の生まれ。
    父親はイタリア人のJazzドラマー、
    母親は黒人でファッション・モデルや歌手として世界的に活躍していたため、
    幼いころは主に母親方のおばあちゃんに育てられる。
    で、ハーフといえども中身はすっかり黒人に。


    ジルが思春期を迎えるかどうかの頃、
    母はモータウン(Motown) 創設者ベリー・ゴーディー(Berry Gordy, Jr.) の
    兄のフラー・ゴーディ(Fuller Gordy) と再婚、カリフォルニアに移り住む。
    そこにはモータウンがあり、そこで見たものは一大音楽産業。
    音楽プロデューサーやエンジニアやらがどのように動いて
    音楽が生み出されていくかを目の当たりにして
    その世界に漬かっていくのは時間の問題。


    モータウン所属でソロ・デビューして間もないシンガー・ソングライターの
    ティーナ・マリー(Teena Marie) のマネージャーを母親がするようになり、
    ティーナはジルの家に越してくる。
    ティーナは自分のベッドルームでいつも曲を書いていたが
    いつしかジルを呼んで一緒に曲を書くようにもなっていく。
    ティーナのジルへの影響はとても大きく、
    自分でピアノを弾きながら曲を作り始めることは自然な成り行き。


    1. Teena Marie "Young Girl In Love"

    Lady T Teena Marie: Lady T


    そうやって一緒に作った曲が「Young Girl In Love」。
    この曲でバッキング・ボーカルも担当。
    1980年のティーナ・マリーの2ndアルバム「Lady T」に収録。
    このあとも何曲か一緒に作り、バッキング・ボーカルも務めている。

    その頃、ティーナ・マリーはプリンス(Prince) のツアーの
    オープニング・アクトを務めていたことで
    ジルはプリンスと劇的な出会いをする。
    プリンスはジルの声を気に入り
    ツアーが終わったあとジルをスタジオに呼ぶ。


    2. Prince "1999"

    1999 Prince: 1999




    そこで録音されていたのは、プリンスの1982年のアルバム「1999」。
    ジルにはJ.J.という名前でタイトル曲の「1999」を含めて
    何曲かのバッキング・ボーカルを担当させ、
    「1999」のプロモーション・ビデオにも登場させている。

    映画「パープル・レイン(Purple Rain)」(1984) では
    ウェイトレスのちょい役で登場。

      Prince - Purple Rain Prince & the Revolution: Purple Rain (1984)

    そのほかにも、プリンスがプロデュースしたアーティストの
    シーラE.(Sheila E.) やアポロニア6(Apollonia 6) などの
    バッキング・ボーカルとしても参加。

      The Glamorous Life Sheila E.: The Glamorous Life

      Apollonia 6 Apollonia 6: Apollonia 6


    3. The Bangles "Manic Monday"

    The Bangles - Manic Monday (UK Single)




    さらに、ノンクレジットだけれど、プリンスの書いた曲で
    バングルズが演奏した1986年の「マニック・マンデー 」でも
    バッキング・ボーカルで参加。

    ジルはプリンスにとって、ただのデコレーションの一人ではなく
    プリンスのお気に入りの、それ以上の関係だったらしい。
    1985年のシングル「ラズベリー・ベレー(Raspberry Beret)」の
    B面に収録された「She's Always In My Hair」は
    どうやらジルの事を歌った曲らしい。

      Prince "She's Always In My Hair"
      

    そんなお気に入りの娘にソロ・デビューの話が無いのは不思議な話で
    実はアルバム「1999」の録音のあと少しずつ始めている。
    でも結局、シーラE. やアポロニア6 などのサイド・プロジェクトや
    プリンス自身のアルバム制作などの忙しさのため
    ジルのソロデビューはどんどん後回しになっていく。


    4. Jill Jones "Mia Bocca"

    Jill Jones 1987 Jill Jones: Jill Jones




    そうして4年がかりでやっとセルフ・タイトルの
    デビュー・ソロ・アルバム「Jill Jones」が完成するのは1987年3月。
    この曲は1stシングル「ミア・ボカ」。「私の口」の意味のイタリア語。
    コンコンとはたおり機のような音がいかにもプリンスって感じ。

    非常にクオリティの高いアルバムだったにもかかわらず、
    ビジネス的には大きな成功には至らなかったのは非常に残念。
    現在では廃盤になり、日本のアマゾンでこのアルバムの価格を見てみると
    プレミアムがついてなんと中古で15800円。
    高いもので25000円の高値でびっくり。
    未だに根強い人気があることがよくわかる。

    2ndアルバムのプランはあったものの結局は実現できず
    しばらくして、ジルはプリンスの元から離れ第一線を退いていってしまう。
    結婚して、子どもが生まれ、離婚、そして母親の死などで
    地道な音楽活動を続けるように。
    そんな中でも、1990年には世界の坂本龍一の
    アルバム「Beauty」の中の「You Do Me」(*) という曲で
    リード・ボーカルをとっている。

      

      (*) 海外盤のみに収録。この曲は日本ではシングルでリリース。


    5. Jill Jones "Living For The Weekend"

    Jill Jones 2008



    最後の曲は、去年、2008年リリースの「Living For The Weekend」。
    こんな感じで今はハウス系の音楽をやっている様子で
    最近の動向を調べてみても、これと言ったものは無し。

    アルバム・ジャケットのセミヌードを見ると、
    さっすがモデルの母親の血を引いているのかまだまだきれい。


    1. Teena Marie "Young Girl In Love"
    2. Prince "1999"
    3. The Bangles "Manic Monday"
    4. Jill Jones "Mia Bocca"
    5. Jill Jones "Living For The Weekend"


    Bingo | Radi-Comi 2009 | 23:58 | comments(0) | trackbacks(2) | top▲
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