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Little Walter リトル・ウォルター

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    Radicomi
    Radio-Net Communication "ラジコミ"
    77.7MHz FMやまと 毎週火曜日 夜7時〜1時間生放送


    BINGOのギリギリSTRIKE!!!
    + Little Walter リトル・ウォルター +
    (1930年5月1日 - 1968年2月15日)


    今週は、先週のキム・ウィルソン(Kim Wilson) にも大きな影響を与えた
    ブルーズ・ハーピスト、リトル・ウォルターの話。

    先週の放送でもちょっと触れたけれど、
    1948年からマディ・ウォーターズのバンドに
    ブルーズ・ハープ奏者として加入。
    1952年にハーモニカ・インストゥルメンタル曲「Juke」を
    ソロ名義でシングルをリリース。
    Billboard R&B チャート #1を8週連続、
    20週連続チャートインを記録するチェス最大のヒット曲となり
    ウォルターはバンドのサイドマンからの脱却に成功。

    そして、それまでギターに比べて地味な存在だったハーモニカを
    シカゴ・ブルーズに欠かせない存在に引き上げた。
    ハーモニカを取り入れないとシカゴではライブの仕事を得ることは難しく、
    「Juke」を吹けないと本当のハープ奏者と認められないような状況にも。
    ブルーズ・ハープ奏者として最も影響力を持つ一人といわれる。


    ウォルターは1930年にアメリカ南部のルイジアナ州に生まれ、
    12歳で学校を辞めたあと、腕を磨きながらあちこち旅をして
    1945年、15〜6歳のころシカゴにたどり着く
    1948年にはマディ・ウォーターズのバンドに参加。

    ウォルターはエレキギターや他の楽器に比べて
    ハーモニカがパワーで劣ることに不満を募らせていた。
    そこで、当時はまだ良く知られていない技法で、
    ハーモニカとギター・アンプにつながれたマイクを
    一緒に両手で包み込んで吹くアンプリファイド奏法を取り入れる。
    これによって、簡単にポケットに収まるほどの小さな楽器とは思えないような
    サックスのようなリード楽器としても十分なパワフルさを手に入れる。


    やがて、「Your Cat Will Play」という
    ハーモニカのインストゥルメンタル曲が
    「Juke」というタイトルに変更されシングル・リリース、大ヒットに。
    若干22歳でヒットに恵まれ有頂天に。
    キャデラックを乗り回し、そりゃいい気分だったはず。
    自信家、生意気、短気、メンバーにギャラを出し渋るなどなど
    仲間からの人間的な評判は決して良くはない。

    酒にも溺れ短気のウォルターには喧嘩が絶えない毎日。
    1968年にシカゴのナイトクラブでの
    パフォーマンスの合間の休憩中にも喧嘩を起こす。

    比較的軽い傷だったものの、古傷に響いてしまったのか、
    次の朝、ガールフレンドの家で
    37歳という若さで永遠の眠りについてしまう。


    ヘイト・トゥ・シー・ユー・ゴー+2 Little Walter "Hate To See You Go"

    12才から放浪を始め、大人たちに混じりながらほとんど独学で腕を磨き、
    成功を収めるためにはどれだけハードな毎日を送ってきていたのか。
    ストリートではタフに生きていかなきゃならなかったことを
    アルバム「Hate To See You Go」のジャケット写真の
    傷だらけで挑発的な表情がそれを良く物語っているかも。


    [曲]

    1 Little Walter "Flying Saucer" (1956)
    2 Little Walter "Boom Boom, Out Goes The Light" (1955)

    Blowin¥' the Blues
    Little Walter: Blowin' the Blues


    His Best : The Chess 50th Anniversary Collection
    Little Walter : The Chess 50th Anniversary Collection


    1曲目は、ハーモニカ・インストゥルメンタル曲。
    2曲目は、ボーカル入りの曲。
    ウォルターについてハーモニカばかり語られるけど、歌も歌う。
    ハーモニカばっかり吹いているワケじゃないのね。

    声にマディのような重さは無いけれど、
    それが逆にポップな感覚で聴きやすいかも。

    でも内容は、案外穏やかでは無いような・・・。

    男に寝取られた彼女を探して
    「もし見つけたら俺の銃が火を噴くぜっ!」という
    どっちにもとれる内容。
    きっと当時の黒人男性がこの曲を聴けば、
    この間男を白人を連想するんじゃないかな。
    で、「俺の銃」をぶっ放せば彼女が戻り、
    黒人男性としての威厳を取り戻せる自信を歌っているのかな・・・
    って思う。


    Little Walter "Boom Boom, Out Goes The Light"



    Little Walter "My Babe"


    Little Walter "Tell Me Mama"


    Bingo | Radi-Comi 2009 | 22:58 | comments(0) | trackbacks(2) | top▲
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