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Swing To Bop スィング・トゥ・バップ

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    Radicomi
    Radio-Net Communication "ラジコミ"
    77.7MHz FMやまと 毎週火曜日 夜7時〜1時間生放送


    BINGOのギリギリSTRIKE!!!
    + Swing To Bop スィング・トゥ・バップ +


    今日はジャズ・ドラマー、ケニー・クラークの誕生日。
    モダン・ジャズの原型、Be-Bopを築いた功労者のひとり。

    ドラマーというチョット地味な役柄のせいか、
    語られることがそう多くない気の毒なミュージシャンかも。

    と、言っても、Bopドラミングの基礎を作った
    偉大なドラマーに間違いなく、
    その後のモダン・ジャズに大きな影響を与えたというより、
    その基本リズムを創った・・・と言える。

    でも実際、リード・アルバムも少なく、や〜っぱり地味な存在なのかなぁ。
    その代わり、ジャズ・ジャイアンツの傑作アルバムには
    ことごとく参加しているのは実力がある証拠。


    ま、そんなところで、Be-Bopとは・・・と、簡単にね。

    カタカナで書くと、ビバップとか、ビーバップとか、
    ただ単にバップとなったりといろいろあって
    なんとなく気持ち悪いのでここはアルファベットで。
    字面もカッコいいし。。。

    従来のビッグ・バンド・ジャズの常識的なコード進行や
    リズムの概念にとらわれず、スピーディで自由なアドリブが特徴。
    当時にしてみれば、かなり前衛的な演奏だったはず。

    1930年代後期、当時のジャズは
    ビッグ・バンドによるスィング・ジャズが主流。
    バンド・リーダーの強力な統率の下に
    みんなの音をひとつにまとめて曲を奏でていく
    というのが大編成での演奏。
    でも、その中で創造性を持った実力のある
    ミュージシャンにしてみると
    自己主張ができるのは短いソロ・パートのみで、
    楽譜通りに演奏するだけでは次第に物足りなくなったり、
    目立ちたくなったり。。。

    やがて、発散したいミュージシャンたちが
    夜な夜なクラブに集まって
    技比べのような即興のジャム・セッションが
    繰り広げられるようになっていく。

    その中でも、実験的な試みをしていた奏法が
    注目を浴びていく。
    技術的にも難易度が高いこのジャンルは
    いつしかBe-Bopとして実を結ぶ。


    それは、1940年のニュー・ヨークの
    ハーレムにあるモンロー・ホテルの1階、
    ミントンズ・プレイハウスというクラブに集まる
    若いミュージシャンたちの間から自然に起きたムーヴメント。
    そのミントンズ・プレイハウスの専属ミュージシャンのうちの
    ひとりがだったのがケニー・クラークだったというワケ。

    Be-Bopの登場は、ビッグ・バンド時代の終わりを告げるものとなり、
    少人数編成によるコンボ(バンド) のモダン・ジャズ時代の幕開けとなる。


    芸術的な向上心の裏側に、ジャズが黒人の間から生まれ、
    そしていつしか白人のためのダンス・ミュージックとなったことに対して、
    黒人ジャズの復権と黒人の音楽的創造性やセンスの誇示というものが
    背景にあったのかもしれない・・・

    自分も何か新しいことでもチャレンジするかぁ・・・
    なんて向上心は果たしてあるのかっ・・・ま、無いことは無いけど・・・
    という、2007年最初のBINGOのギリギリSTRIKE!!!の1曲目は。。。


    [曲] Charlie Christian "Swing To Bop"

    Charlie Christian - After Hours After Hours




    真珠湾攻撃の数ヶ月前の1941年5月12日の深夜、
    ミントンズに集まった20代の黒人ジャズ・プレイヤーによる
    スィングからBe-Bopへの以降の瞬間を捉えた歴史的な録音と言われる
    ギタリストのチャーリー・クリスチャン名義、
    ドラムはケニー・クラークによる
    そのまんまのタイトル「スィング・トゥ・バップ」。

    Bingo | Radi-Comi 2007 | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) | top▲
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