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Working Week ワーキング・ウィーク

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    Radicomi
    Radio-Net Communication "ラジコミ"
    77.7MHz FMやまと 毎週火曜日 夜7時〜1時間生放送


    BINGOのギリギリSTRIKE!!!
    + Working Week ワーキング・ウィーク +


    先週のシャーデー(Sade) のデビュー時のプロデューサー
    ロビン・ミラー(Robin Miller) つながりで、今週はワーキング・ウィーク。

    シャーデーがこの世に出た翌年の1985年にデビュー。
    のちのAcid JazzやJazz Funk ムーブメントの
    源流・中核となっていくグループといわれている。


    1980年代のはじめ頃、ロンドンの
    アンダーグラウンドのクラブ・シーンでは
    1950〜60年代のBe-Bop中心のJazzで踊る現象が起きていた。
    そのダンスはJazz Dance と呼ばれるようになっていく。

    日本でJazz Dance というと、レオタードのようなものを着て踊る、
    どこかエアロビに似たイメージがあるかもしれないけど、
    そのロンドンのJazz Dance のスタイルは、
    フレッド・アステアのようなタップ・ダンスを
    モダンなアレンジを加えた踊りというのかなぁ。。。
    派手さはそんなに無いけど、結構スピード感溢れる激しいダンス。

    当時の日本でのJazzの印象はというと、どちらかと言うと、
    腕組みしながら聴きそうな、ちょっと堅いイメージだったかも。
    それが、ロンドンではガンガン跳んで跳ねて踊っていたのね。


    そんな背景の中で、偽ボッサと言われることもある、
    Jazzやフレンチなどをベースにおっしゃれ〜でポップなグループ、
    ウィークエンド(Weekend) というグループがアルバム1枚を残して解散。

    メンバーのサイモン・ブース(Simon Booth) が自分の活動として
    自作曲「ヴェンセレモス(Venceremos)」の録音のため仲間を集い始める。
    これが「ワーキング・ウィーク」が生まれるきっかけ。

    この曲がロンドンのカムデンにあるクラブ
    「エレクトリック・ボールルーム(Electric Ballroom)」で活躍していた
    IDJ(I Dance Jazz、1984年結成) というダンス・グループが
    好んで取り上げ次第に評判になりVirgin Records と契約。
    プロモーション・ビデオにはそのIDJも参加している。

      IDJ Dancers in TV Dance Battle
      

      IDJ Dancers in Chick Corea Electric Band "Electric City" Video
      


    この「ヴェンセレモス」という曲は、
    南米チリのシンガー・ソング・ライターの
    ヴィクトール・ハラに捧げた曲。
    (Victor Jara: 1938年9月23日〜1973年9月16日)

    このヴィクトール・ハラという人は、1973年9月11日に起きた
    クーデターによって一気に軍事政権となったチリ国内で、
    平和を歌で訴えたため、軍に逮捕に連行されてしまう。

    同じように連行された多くの活動家や市民たちを
    励まそうと歌い続けたため、軍にギターを取り上げられ、
    二度とギターを弾けないように両手を打ち砕かれる。
    それでもまだ歌を止めないヴィクトール・ハラは
    リンチの上射殺されてしまう。

    その時、歌えるものなら歌ってみろという脅迫にもひるまず歌った曲が、
    ハラが1970年に作詞した人民連合キャンペーン・ソングの、
    スペイン語で「我々は勝つ」という意味の「Venceremos」という歌。
    35歳の誕生日の目前の事だった。

    ハラが虐殺された現場となったチリ・スタジアムは、
    民生復帰後、彼の勇気を讃え
    ヴィクトール・ハラ・スタジアムと改名されている。

    北アメリカでは9.11と言うと、
    ワールド・トレード・センターが攻撃されたテロのことだが、
    南米チリではこのクーデターの起きた日のことを言う。


    [曲] Working Week "Venceremos (We Will Win)"

    Working Week - Working Nght Working Nght




    ヴィクトール・ハラが歌った「Venceremos」と同じタイトルが付けられた
    ハラへのトリビュート・ソング。
    このプロジェクトに賛同して集まったミュージシャンたちはノーギャラ。
    プロデューサーもノーギャラ。スタジオも格安で使っている。
    エヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl) の
    トレイシー・ソーン(Tracey Thorn) もノーギャラで参加している。

    ギターのサイモン・ブースは、のちのAcid Jazz、Jazz Funk の
    ブームの火付け役の1人・・・といわれるようになっていく
    理由の一つにこの曲があったのね。

    Bingo | Radi-Comi 2007 | 23:58 | comments(0) | trackbacks(3) | top▲
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